人が快適に過ごすため、温度、湿度、気流、空気洗浄の大きな4要素をコントロールする設備です。
近年の快適空間の追求により、これらに臭気、
化学成分また騒音や振動も含めたものを省資源、
省エネルギーの観点に立って、実現する必要があります。
給水、給湯、排水通気、衛生器具および排水再利用・雨水再利用に関連する水利用の諸設備の総称で、
これらのほかに浄化槽・消火設備・ガス設備も含めます。
自然環境及びインフラストラクチャと密接関係しており、計画、設計においては省エネルギー、水域・土壌汚染などの自然環境を配慮したものを考える必要があります。
消防用設備等には消火設備、警報設備、避難設備などの消防の用に供する設備、防火水槽や貯水池等の消防用水、
消防隊が活用する消火活動上必要な施設などがあります。
それらの消防設備工事をはじめ、
点検整備及び機能の維持管理をします。
飲料水貯水槽には水道水から引かれた水で満たされていますが、 放置しておくと、やがてその内部には水垢がこびりつき、早い段階でカビや 雑菌も発生します。時には昆虫が浮いていたりします。
建物や施設に入居された方や利用された方はタンクを通じて水道の蛇口からでる水で 生活されているため、
衛生管理はとても重要です。
定期的な清掃衛生管理や水質検査を怠った場合、
それが健康被害問題につながると建物の信用は、
がた落ちとなり、建物や土地のオーナーの方にとっては資産価値の下落にも つながるので、貯水槽の定期メンテナンスをおすすめします。
また、10t以上の貯水槽は『簡易専用水道』に分類されるので、水道法により1年に 1回以上の貯水槽清掃と水質検査が義務付けされています。
10t以下であっても13年の 水道法改正により1年に1回の清掃を義務付ける自治体も年々増加傾向にあります。